ぷすぷすさんぷす
亜鉛ライン、新たな歩みに向けて ― ひと区切りのごあいさつ
三光製作のめっきを長年支えてきた「亜鉛めっきライン」が、このたび次なるステージへの準備のため、いったん歩みを止めることとなりました。
このラインは、2008年のリニューアル以来、16年にわたって稼働し続けてくれました。
<ご祈祷で始まる、静かな節目>
これまでの稼働への感謝と、今後の安全・発展を祈念して、
地元の神主様をお招きし、工場内にてご祈祷を執り行いました。
普段、何気なく目にしている現場ですが、実際に「解体」という作業が始まると、
その節目の重みを感じずにはいられませんでした。
このような解体工事のご祈祷を初めて目にしましたが、
特に「取毀の儀(とりこぼちのぎ)」という柱を叩いて神様に解体をお知らせする様子は、とても印象的でした。
16年にわたって稼働し続けてくれた設備に感謝と、
これまで支えてくれた全ての関係者への思いを込めて、
静かに手を合わせ儀式は無事に終了しました。
<動き出した、新たな準備>
ご祈祷が終わり連休が明け、現場では、社員や協力業者の皆様の手によって、解体工事が着々と進んでいます。
長年見慣れた風景が姿を変えていく様子に、
社内からは「この景色も見納めだね」と、名残惜しむ声も聞かれます。
<「生まれ変わる」ための一歩として>
今回の設備改修は、三光製作が新たな姿へと生まれ変わるための前段階。
これまでの歴史にいったん区切りをつけ、未来へ向けて歩み始めるための「静かな一歩」でもあります。
私たちはお客様のめっきの困りごとに、これからもお役に立てるよう努めてまいります。